ゴルフボールの外層カラーは別注できますか【MOQ・納期】

名入れ用カスタムカラーのゴルフボール試作を、色見本カードとデザイン校正シートと並べ、開発室で仕様を最終確認するOEMの打合せ風景

外層カラーの別注は可能です。方法は①本体改色②名入れ印刷③表面・クリヤ塗装の3系統。MOQは本体改色8,000–20,000/色(白・黄は1,000/色可)、印刷・塗装は1,000–5,000。納期は試作1–2週+量産2–5週、費用は色替え費と方式別の単価増です。

要点一覧

  • 方法:本体改色/名入れ印刷/表面・クリヤ塗装
  • MOQ:本体改色 8,000–20,000/色(白・黄 1,000/色可)、印刷・塗装 1,000–5,000
  • 納期:試作 1–2 週+量産 2–5 週
  • 費用:色替え費+方式別の単価増

外層カラーの別注は可能ですか(対応可否と前提条件)

可能です。方法は①本体改色②名入れ印刷③表面・クリヤ塗装の三系統。用途・耐久・MOQ・初期費で選定します。PU(ポリウレタン)はUV安定化設計を前提に運用可能です。

方法の全体像(本体改色/印刷/塗装)

本体改色は、アイオノマー(Surlyn等)(旧称:離聚物)またはPU(ポリウレタン)のカバー樹脂に色母材を配合し、素材自体を通体で着色します。擦れても色が落ちにくく、外観安定が最大の利点です。その代わり、成形ラインの色替え・洗浄が必要なため、色ごとのMOQ(ライン最小産量)が高くなります。

名入れ印刷は、白や黄の既存本体にロゴ/図柄をのせる手段です。移印/シルクはコスト効率と耐久のバランスがよく、UV-DTFは写真調表現、UV直噴は小ロット向きが強みです。低MOQ・短納期で立ち上げやすい選択肢です。

表面塗装・クリヤ塗装(旧称:清漆)は、有色塗装やマット(旧称:哑光)仕上げで質感を設計できます。自由度は高い一方、長期の耐摩耗・退色は塗装体系とトップのクリヤ品質に依存します。

OEM開発担当者が赤・白・クリーム色のゴルフボール試作品を手に取り、色見本カードとデザイン指示書をもとに最終カラーを選定する工程

用途別の向き不向き

短期販促・ノベルティは印刷マット塗装が費用対効果に優れます。自社ブランドの恒常SKUや高視認色を安定供給したい場合は本体改色が適します。屋外使用時間が長い用途では、UV耐性と摩耗耐性を優先しましょう。

失敗回避の前提(色差・光源・検収条件)

PANTONE指定は可能ですが、ΔE許容(例:≤2–3)、観測光源(例:D65)、観測角度、判定ロット、表面仕上げ(マット/光沢)やクリヤ塗装の有無まで契約に明記し、試作(サンプル)承認後に量産固定とすることが重要です。

現場インサイト(なぜ本体改色はMOQが高いのか):標準母材からカスタム母材へ切替える際、①色差の調整トライと歩留低下、②金型/流道の徹底洗浄に伴う工数・材料ロス、③切替中の産能空白(機会コスト)が同時に発生します。さらに、在庫滞留リスクを工場側が負うため、高めのMOQと色替え費(初期費)で平準化するのが業界慣行です。例外として白/黄は市場回転が速く、低MOQ運用が通りやすい背景があります。

(表の前提:EXW・税別・参考換算(USD/JPY=151、2025年10月現在)

方式 耐久/牢度 標準MOQの目安 標準納期の目安 参考コスト(増分EXW)
本体改色(通体) 高い(色が素材内) アイオノマー8,000–10,000/色、PU8,000–20,000/色(白/黄は1,000/色可) 試作1–2週+量産3–5週 材料差¥0–¥8/球+初期費¥22,650–¥60,400/色
移印/シルク 中–高(クリヤ塗装併用で向上) 数百–数千 2–4週 ¥5–¥18/球
UV-DTF 中–高(クリヤ塗装次第) 約1,000–5,000 2–4週 ¥18–¥45/球
UV直噴 中(クリヤ塗装で補強) 小ロット向き 2–4週 ¥23–¥53/球
有色/マット塗装 中(塗装系に依存) 1,000–5,000 2–4週 ¥8–¥23/球

✔ 正しい理解 — 「名入れ」と「本体色変更」は別工程

印刷は既存色にロゴ等を載せる方法、本体改色は素材自体を着色します。前者は低MOQ・短納期、後者は高耐久だが高MOQと初期費が必要です。

✘ よくある誤解 — 印刷やコートを重ねれば本体色変更と同等耐久

**クリヤ塗装**設計で近づけられますが、通体着色の摩耗・退色安定性は依然として優位です。

対応できる色範囲とPANTONE指定は?

白・黄は低MOQで安定。他色はPANTONEで試作可能です。ΔE基準と光源条件を契約に明記し、承認サンプルで量産固定します。蛍光や浅色はUV耐候設計(材選定・UV安定化クリヤ)が前提です。

PANTONE運用(打样→承認→量産)

フローは、PANTONE番号と光源条件の共有→試作サンプル提出→ΔE測定と目視確認→承認→量産固定。承認サンプルは二重封緘で保管し、仕上げ(マット/光沢)やクリヤ塗装の有無、ロゴ印刷の有無まで一致させます。量産の微差はΔEと判定ロットで管理します。

高飽和色・蛍光色の注意(黄変・退色)

高飽和/蛍光は視認性に優れますが、PU(ポリウレタン)カバーは強日射で黄変しやすい特性があります。浅色/蛍光はアイオノマー優先、またはPU+UV安定化クリヤで補強するのが安全です。清掃時の溶剤や研磨剤も退色の要因になり得ます。

ΔE基準と検査ロット

ΔE許容(例:≤2–3)、光源(D65)、観測角度、測定機種、判定ロット頻度(開始/中間/終盤)を仕様化します。量産バッチ間の微差は不可避のため、是正プロセス(再校色→再承認)を事前合意しておきます。

(表の前提:EXW・税別・参考換算(USD/JPY=151、2025年10月現在)

色系 推奨カバー材 目安ΔE 注意点
白/黄 アイオノマー/PUとも可 ≤2–3 低MOQ・短納期、補充が容易
高彩度(赤/青/緑) アイオノマー優先 ≤2–3 バッチ差は承認サンプル基準で判定
蛍光/パステル アイオノマー+UV安定化クリヤ ≤2–3 黄変/退色リスク、保守説明が必須
メタリック調 塗装併用 目視基準併用 粒子配向で見え方が変わる

ゴルフボールのカスタムカラー試作で、分割サンプルの色を分光測定器とカラーチャートで確認し、OEM製造の色精度を検査する工程

MOQの目安はいくつですか(色・工程別)

本体改色は、アイオノマーで8,000–10,000球/色、PUで8,000–20,000球/色が目安。白/黄は1,000球/色まで下げられる場合が多く、印刷・塗装は1,000–5,000球で柔軟。多色は合計がライン最小産量に達すれば可で、色替え費と段取り影響が発生します。

多色一括発注の条件

一括で複数色を生産する場合、総量が成形ラインの最小産量に達していることが前提です。色ごとに初期費(色替え費)¥22,650–¥60,400/色が発生し得ます。色数を絞り、ピン色や印刷で差別化する設計が現実的です。

小ロット対策(後塗装/名入れ/ピン掛け)

MOQ未満では、白/黄本体+有色/マット塗装で外観を作る、名入れ印刷で差別化する、ピン色・艶度差でSKUを切る、といった選択肢が有効です。テスト販売には塗装+印刷の組合せが迅速でリスクが低めです。

分納/ピン単色統合の現実解

根本解は、MOQを満たす数量で契約し、分納・一時保管を交渉することです。例:8,000球を一括発注し、最大6か月以内に3回分納。これによりラインの安定と単価の最適化を両立できます。単価上げによるMOQ縮小は繁忙期に通りにくい点に注意してください。

(表の前提:EXW・税別・参考換算(USD/JPY=151、2025年10月現在)

方式 標準MOQ 例外/緩和 備考
本体改色(アイオノマー) 8,000–10,000/色 白/黄は1,000/色可 高耐久・初期費発生
本体改色(PU) 8,000–20,000/色 黄変はUV安定化で補強
印刷(移印/シルク) 数百–数千 面数・色数で変動
UV-DTF/直噴 1,000–5,000/ 小ロット対応 写真調/可変対応
有色/マット塗装 1,000–5,000 耐久は塗装体系次第

カラーバリエーションごとのゴルフボールを分光測定器で色差ΔEを測定し、色見本カードと照合してOEM製造の品質精度を確認する工程

試作から量産までの標準納期はどれくらいですか

本体改色は試作1–2週間、量産3–5週間が目安。印刷・塗装は2–4週間。色数や色替え回数が増えるほど洗浄・段取りが増え、リードタイムが延びます(2025年10月現在)。

カレンダー実務(色替え段取り/洗浄)

色替えの都度金型・流道の洗浄と試し打ちが必要です。淡色→濃色の順で段取りすると歩留と時間ロスを抑制できます。同系色を連続配置し、同一樹脂で連続生産できる計画が定石です。

繁忙期バッファと分納

春先〜初夏は繁忙期で延びがちです。承認サンプルのレスを高速化し、先行色→追色の分納を取り入れると販売機会の取り逃しを防げます。

量産承認(PPAP相当)の勘所

承認サンプル(色・光源・角度・仕上げ・クリヤ塗装・印刷有無)を固定し、初回量産の立会い/初期流動管理を明確化します。ΔE逸脱時の是正(再校色/追加納期/費用負担)も契約で規定しましょう。

(表の前提:EXW・税別・参考換算(USD/JPY=151、2025年10月現在)

工程 主要タスク 所要目安 リスク/対策
仕様確定 色/ΔE/光源/仕上げ定義 2–3日 曖昧さ解消、承認サンプル前提
試作(サンプル) 調色→提出→承認 1–2週 ΔE再調整にバッファ
量産段取り 原料手配/洗浄/治具 3–5日 淡→濃、同材連続
量産 成形/印刷/塗装/検査 2–3週 繁忙期は前倒し
出荷 包装/検収/出荷 2–4日 分納で機会損失低減

✔ 正しい理解 — 試作省略は短縮にならず量産リスク増

試作承認は量産の色基準を固定する工程です。ここを省くとΔE逸脱や黄変・摩耗の想定外が後で顕在化し、修正で納期が延びます。

✘ よくある誤解 — 写真の合意だけで十分

写真は光源・露出で再現性が低く、計測(ΔE)と現物承認が不可欠です。

追加費用はいくらかかりますか(見積の考え方)

初期費(色替え費)は¥22,650–¥60,400/色、試作費は¥15,100–¥45,300/回(量産相殺可)。増分単価は方式別に¥0–¥53/球の範囲。設計色、面数、クリヤ塗装の仕様、歩留で変動します(2025年10月現在)。

方式別の増分単価(目安レンジ)

  • 本体改色:材料差 ¥0–¥8/球初期費 ¥22,650–¥60,400/色
  • 移印/シルク:¥5–¥18/球
  • UV-DTF:¥18–¥45/球
  • UV直噴:¥23–¥53/球
  • 有色/マット塗装:¥8–¥23/球
  • 試作費(参考):¥15,100–¥45,300/回

価格のブレ要因(面数/色数/歩留/クリヤ)

同じ方式でも、印刷面数・色数、カバー材質、塗膜厚、クリヤ塗装の耐摩耗/UVグレード、歩留で単価は変わります。段取り回数が増えるほど初期費は上がりがちです。見積時は、販売単価・販促期間・在庫回転を入れ、TCO(総コスト)で判断しましょう。

(表の前提:EXW・税別・参考換算(USD/JPY=151、2025年10月現在)

方式 初期費の有無 単価増の目安 備考
本体改色 あり(色ごと)¥22,650–¥60,400 ¥0–¥8/球 材料差+洗浄/調色の初期費
移印/シルク なし ¥5–¥18/球 面数・色数依存
UV-DTF なし ¥18–¥45/球 クリヤ塗装品質依存
UV直噴 なし ¥23–¥53/球 小ロット向き
有色/マット塗装 場合により治具費 ¥8–¥23/球 退色は塗装系次第

OEMゴルフボールの印刷・コーティング工程ごとの初期費用と単価を比較し、カラーチャートを参考に生産計画とコスト見積を検討する作業

色差管理と品質基準はどうなっていますか(ΔE・検査項目)

ΔE許容(例:≤2–3)、光源・角度、ロット判定、耐候(UV/黄変)を規定します。アイオノマーは黄変に強く、PUは強日射で黄変しやすいが、UV安定化クリヤや顔料設計で運用可能です。

受入検査(光源/計測/判定)

受入時は分光測色計でΔEを測定し、承認サンプルとの一致を確認します。光源・角度を合わせた目視判定も実施し、ロットごとに抜取りを行います。マット仕上げは反射特性が異なるため、艶度・表面粗さを記録すると安定します。

耐候・摩耗(クリヤ仕様/摩耗試験)

屋外使用を想定し、UV暴露試験(加速)摩耗試験(ラバー/砂塵)を仕様化します。トップのクリヤ塗装は、耐摩耗グレード+UV安定化を選び、印刷の上から被覆して密着と耐久を両立させます。

是正(再校色/補修/合意プロセス)

ΔE逸脱や黄変が確認された場合、再校色→再承認→量産反映を発動します。市場での色ブレが許容外の際は、予備在庫の補修/交換次回ロットでの補正を合意しておくとトラブルを最小化できます。

✔ 正しい理解 — PUは高品位だが強日射下では黄変しやすい

プレー環境や保管条件によっては黄変が進行します。浅色/蛍光でPUを選ぶ場合は、**UV安定化クリヤ**やメンテナンス指示を含む耐候設計が必須です。

✘ よくある誤解 — PUなら黄変は起きない

材質特性として完全回避はできません。用途に応じて**アイオノマー選定**や塗装での補強が現実解です。

分光測定器を使用してゴルフボールのUV照射前後の色差を測定し、イオノマーとPU素材の比較データをもとに耐候性を評価する品質検査工程

名入れ印刷と本体色カスタムは何が違いますか

名入れは低MOQ・短納期・低コストでデザイン自由。本体色カスタムは高耐久・ブランド訴求に優れるが、初期費と高MOQが必要。販促は印刷、恒常SKUや高視認は本体色が適します。

用途別のおすすめ(販促/物販/OEM)

販促:印刷/マット塗装で短期に立ち上げ。
物販/OEM:本体改色で恒常色を固定し、ロゴは移印+クリヤ塗装で堅牢化。
限定色:塗装+少量印刷で市場テスト→好調なら本体改色へ段階移行が合理的です。

視認性・質感(マット/光沢/透過)

マットは反射グレアを抑え、屋外視認性が向上します。光沢は鮮やかさを強調。透過感はクリヤ塗装と顔料設計で表現できますが、内部構造の見え方に配慮した承認が必要です。

在庫/補充戦略(白黄の活用)

需要が読みにくい初期は白/黄の低MOQ運用でSKUを組み、回転が見えた段階で本体改色へ移行すると在庫リスクを抑制できます。白/黄は市場消化が速いため、余剰の横展開が容易です。

MOQ未満の代替策はありますか(実務ハック)

①白/黄本体+有色/マット塗装、②8,000球を一括発注し分納・在庫持ち、③単価上げで起点縮小、④近似色の相乗り。現実性は②>①>③>④。繁忙期は③が通らない場合があります。

分納と倉庫費の交渉術

MOQ達成の一括発注+分納で、ラインの安定稼働と単価最適化を両立できます。最大6か月の分納無償/低額保管を交渉すると、キャッシュフロー平準化に効きます。

色替え費の按分と支払い条件

色ごとの初期費(色替え費)¥22,650–¥60,400/色は、発注ロットや年間総量で按分可能。量産移行後に相殺、初回のみ負担などの条件設計も検討に値します。

相乗りの限界(待機コスト)

相乗りは色味/タイミングの一致が必要で、待機コストが読みにくい難点があります。試作〜量産の機会損失を考えると、分納+塗装の併用が現実解です。

(表の前提:EXW・税別・参考換算(USD/JPY=151、2025年10月現在)

施策 可否/現実性 コスト影響 リスク
白/黄+有色/マット塗装 高い 単価やや上昇 長期耐久は塗装依存
8,000球一括→分納 非常に高い 現品単価最適 倉庫/資金繰り
単価上げでMOQ縮小 単価上昇 繁忙期は不成立
近似色の相乗り 低〜中 タイミング待ち

ロゴ入りゴルフボールの試作品を手に取り、MOQ表とコスト計算書をもとに名入れOEM生産の数量条件と仕様を確認する工程

FAQ

本体色はPANTONE何番でも指定できますか?

可能です。ΔE基準・光源条件・仕上げを含む試作承認が必須です。

PANTONE番号だけでは現物の見え方は一致しません。ΔE(例:≤2–3)と光源(D65)、観測角度、マット/光沢、クリヤ塗装の有無まで合わせた承認サンプルを基準に量産固定します。蛍光系はUV耐候の設計が必要です。

初期費は毎色で必要ですか?

色替え・校色・洗浄に紐づくため、色ごとの一時金として発生します。

本体改色では、調色トライや金型/流道洗浄にコストが掛かります。¥22,650–¥60,400/色(2025年10月、USD/JPY=151換算)を目安に、年間総量で按分・相殺する運用が一般的です。

MOQ未満でも進められますか?

分納前提の一括発注、白/黄+塗装、単価上げ、相乗りの4案があります。

現実性が高いのは8,000球一括→分納です。塗装は短期テストに有効。単価上げのMOQ縮小は繁忙期に通りにくく、相乗りは待機コストが読みにくい点に注意してください。

UV直噴とUV-DTFの違いは?

UV直噴は治具固定で小ロット・機動力、UV-DTFは写真調再現と均質性が強みです。

直噴は可変・少量に強く、面ごとの調整がしやすい一方で、クリヤ塗装での耐摩耗補強が必須。DTFは転写膜+クリヤ塗装で量産の均質性に優れますが、曲面追従やエッジの質感は設計依存です。

マット仕上げは退色しやすいですか?

設計次第です。UV安定化クリヤと顔料選定で耐候性を確保できます。

マットは光拡散で彩度が落ち、見え方が変わりやすい特性があります。UV暴露試験清掃・保管の取り扱い指示を仕様化すれば、長期安定を得やすくなります。

高視認色(蛍光系)は可能ですか?

可能です。素材選定(アイオノマー推奨)とUV安定化、運用上の保守案内が必要です。

蛍光は視認性が高い反面、退色/黄変ケアが欠かせません。承認サンプルΔE基準を明確にし、保管・清掃・屋外暴露時間の目安をパッケージに記載すると安心です。

白/黄だけMOQが低い理由は?

市場回転が速く、滞留リスクが小さいためです。

白/黄は汎用需要が大きく、残在庫が生じても短期間で消化できます。工場もライン計画を立てやすく、1,000球/色などの低MOQ運用がしやすいのが背景です。

納期を短縮するコツは?

色数を絞り、淡→濃の段取り、承認レス高速化、分納の活用が有効です。

とくに承認サンプルの往復を短縮し、同系色の連続生産を組むと歩留が安定します。先行色の先出しと分納も機会損失の回避に有効です。

まとめ

本体色の別注は、高耐久とブランド訴求を得る代わりに、高いMOQと初期費、やや長いリードタイムを伴います。短期販促やテスト販売は印刷や塗装でリスクを抑え、手応えが見えた段階で本体改色へ段階移行が合理的です。2025年10月現在の相場では、ΔE基準・光源条件・分納・初期費まで明文化し、色と数量の計画を先に固めることが成功の近道です。必要であれば、Golfaraが白/黄1,000球/色からの立ち上げ、色替え費分納の条件設計、UV耐候基準の策定まで実務を伴走します。

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ソン・ペンタオ

こんにちは、Golfaraの**宋 澎涛(ソン・ペンタオ)**です。このブログでは、ゴルフボールメーカーとしての経験をもとに、業界のちょっとした裏話や役立つ情報をわかりやすくご紹介しています。ぜひ、リラックスしながら読んでいただけたら嬉しいです。

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