ゴルフボール名入れの方法とは?企業向け制作手順を解説

ロゴ印刷用のゴルフボールにカラーマッチングを行う印刷工程

企業ノベルティや販促で「確実に間に合わせたい」「予算を外したくない」担当者向けに、名入れ方式・工程・費用・MOQ・納期を一望できるよう整理しました。国内発注と海外調達(本稿では海外=中国OEM/中国EXW)のどちらが現実解か、条件別に判断できるよう具体的に示します(価格・納期は2025年10月現在の目安)。

※価格は国内=既製ブランド球への名入れ込み(/球)海外=中国EXW工場渡し(/球)の目安です。/ダース・/管・/セット等は表中に明記します。

ゴルフボール名入れとは?どんな方法があるのか

名入れは既製ボールへロゴ等を印刷する方法が中心で、移印は低コスト、UV/デジタルはフルカラー、全周印刷(環状印刷)は意匠性重視です。用途・色数・納期で選定し、入稿データと色基準を先に決めます。

名入れは「ボールを一から製造」する行為ではなく、多くは既製ブランド球に印刷を行います。方式はおおむねパッド印刷(移印)UV/デジタル全周印刷(環状印刷)の三つ。コストや色再現、納期・良率の観点で最適解が変わります。

名入れでできること/できないこと

ロゴ・文字・簡易アイコンは移印で経済的に対応できます。写真やグラデーション、微細な網点はUV/デジタルが向きます。全周印刷(環状印刷)は帯状や腰巻表現に強い一方、治具精度や良率に依存します。ボール本体のディンプル上はインク溜まり・カスレが生じやすく、全面ベタ塗り極小文字は不向きです。

印刷方式ごとの向き不向き

移印=低コスト・短納期/色数少なめUV=フルカラー・写真適性/単価高全周印刷(環状印刷)=意匠性高/治具・乾燥・良率の管理が鍵。イベント納期が近い場合は移印一択が現実的です。

方式 適用 長所 留意 概算単価(/球・口径)
パッド印刷(移印) ロゴ/文字1〜2色 安い・段取り速い 色数/面積に制約 日本:¥0〜¥50/球(1面)|中国EXW:¥3〜¥12/球(1〜2色合計)
UV/デジタル 写真/多色/細線 フルカラー可 前処理・乾燥管理 日本:¥60〜¥120/球|中国EXW:¥5〜¥12/球
全周印刷(環状印刷) 帯/腰巻意匠 視認性高い 治具精度/良率影響 日本:¥90〜¥180/球|中国EXW:¥8〜¥20/球

✔ 正しい理解 — 名入れ=既製球への印刷が主流です

「製造」ではなく印刷工程が中心です。用途・色数・納期により移印/UV/全周印刷(環状印刷)を選定し、Pantoneなど色基準と入稿要件を先に確定すると誤発注を防げます。

✘ よくある誤解 — 名入れ=オリジナルボール製造

自社ブランド化が目的なら海外(中国OEM/中国EXW)の「造球+印刷」を検討します。

企業向け名入れの制作手順(注文〜納品)

仕様確認→見積→入稿→校正→印刷→検品→納品の順です。国内は2〜6日、特急は2〜4日。海外(中国OEM)は造球を含むため20〜40日。後工程のボトルネック回避へ、入稿・包装手配を先行します。

名入れは情報整理の早さが納期を決めます。社内決裁と同時にロゴデータ・色基準・数量・希望納期を確定しましょう。

照明下でロゴ印刷後のゴルフボールを色精度検査する工程

必要情報の整理(仕様・入稿・数量・納期)

最初に「仕様台帳」を作ると見積が迅速です。構造(2ピースSurlyn/3ピースPU)ロゴ面数(1〜2面)Pantone色最大図幅数量と希望着日を明記します。包装(3球袖/1ダース箱/PETチューブ)も先に方針決定すると、トータルの目詰まりを避けられます。

校正と量産前チェックのコツ

デジタルプルーフ→物理サンプルの順に確認し、色差・位置・サイズを数値で合意します。特急でも校正省略は原則NG。微小な色ズレ・にじみは事前合意の許容範囲で判定します。

工程 所要日数 担当 主なリスク
仕様確定・見積 0〜2日 購買/供給元 要件の曖昧さ
入稿・校正 1〜3日 デザ/供給元 色差/解像度不足
印刷・乾燥 1〜3日 工場 付着・擦過
検品・包装 1〜2日 工場/3PL 混載/貼り違い

✔ 正しい理解 — 校正は時短ではなく品質の保険です

校正省略は軽微なズレを見逃しやすく、全量やり直しのリスクを高めます。最低でもプルーフの色差・位置・サイズ基準を合意しましょう(国内2〜6日/特急2〜4日の運用でも有効)。

✘ よくある誤解 — 「校正を飛ばせば納期短縮できる」

短縮効果は限定的で、付着・色差トラブルの再印刷コストが増大します。最短納期でもデジタルプルーフは省略しないでください。

名入れゴルフボールの費用相場とコスト構成

価格は「ボール本体+印刷+包装」で決まります。国内は既製球名入れ込みで¥300〜¥800/球。海外(中国EXW)は2ピース¥80〜¥150/球、3ピースPU¥230〜¥305/球に印刷・包装を加算します(2025年10月現在)。

構造別に単価レンジが明確です。国内は1ダース(12球)〜、2〜6日で入手可能。海外(中国EXW)は工場渡しのため、国際送料・関税・DDP手配は別途です。

本体価格の目安(2ピース/3ピース)

2ピースSurlyn:国内¥300〜¥700/球、中国EXW¥80〜¥150/球。3ピースPU:国内¥650〜¥800/球、中国EXW¥230〜¥305/球。用途と予算で使い分けます。

印刷・包装・その他費用(版・治具・特急)

※国内の一部店舗はダース加算運用です(例:両面+¥600/ダース)。本稿の/球換算は参考値で、見積時は口径(/球・/ダース)を必ず統一してください。

国内の印刷はダース単位の加算(例:両面+¥600/ダース、1〜4ダースで¥1,320/件等)を採る店舗があり、/球換算とは口径が異なる点に注意。海外は移印¥1.5〜¥6.1/色/球、UV¥4.6〜¥12.2/球が目安。包装は3球袖+1ダース箱=中国¥60〜¥140/ダース、国内は小ロットだと版・刃型で単価上振れしがちです。

国内製造と中国OEMのゴルフボールコスト比較表を示す資料

費目 国内(名入込・/球) 中国EXW(/球・/ダース) 注意点
本体(2ピース) ¥300〜¥700/球 ¥80〜¥150/球 国内はブランド指定可
本体(3ピースPU) ¥650〜¥800/球 ¥230〜¥305/球 性能/手触り重視
印刷 ¥0〜¥120/球相当 移印¥3〜¥12/球|UV¥5〜¥12/球 色数・面数で変動
包装(3球袖+1ダース) 小ロットは高単価 ¥60〜¥140/ダース MOQ・納期に注意
特急/治具等 店舗・案件別 初期段取り数千円〜 繁忙期は早手配

✔ 用語整理 — インコタームズと受け取り条件

EXW=工場渡し(国際輸送・通関・関税は買い手)。DDP=ドアツードア・関税込(売り手手配)。見積依頼時はインコタームズと受け取り住所を明示し、単価口径(/球・/ダース・/管・/セット)を必ず統一します。

✘ よくある誤解 — 「EXWでも現地配達まで含まれる」

EXWは工場引取りまでが原則で配達は含まれません。DDPでも地域・付帯サービスにより費用が変動します。/球⇄/ダース換算と関税・通関の負担者を事前に確認し、見積書の口径を揃えてください。

最小ロット(MOQ)と納期の目安はどれくらい?

国内は1ダース(12球)から2〜6日、特急2〜4日も可。海外(中国OEM)は2ピースで2,000〜10,000球、3ピースPUは5,000球(試作1,000〜1,500球可)で20〜40日が一般的です。

案件の「数量×期日」で最適なチャネルは変わります。

少量・急ぎの選択肢

社内イベントや急ぎの贈答は国内一択。1〜2色ロゴの移印なら短納期で安定します。写真表現でもUV対応の国内店が増えています。

中〜大ロットのスケールメリット

2,000球以上では海外(中国OEM/中国EXW)が単価優位。合計コストは国際輸送+通関込みで見積比較すると差が明確になります。

構造/産地 MOQ 納期 備考
国内(既製名入) 12球以上 2〜6日(特急2〜4日) ブランド指定可
中国EXW(2ピース) 1,000〜10,000球 20〜30日 白球・標準色
中国EXW(3ピースPU) 5,000球(試作1,000〜1,500球可) 35〜40日 性能重視

✔ 正しい理解 — 特急はリードタイム短縮の代わりに品質余裕を削ります

乾燥・硬化・検査のバッファが減り、印刷付着や擦過耐性が不安定になりやすいです。やむを得ず特急にする場合は用途・使用条件を共有し、予備数量を確保してください。

✘ よくある誤解 — 「特急でも品質は通常と同じ」

短縮効果は限定的で、再印刷ややり直しコストが増えます。最低限の校正を維持し、乾燥時間の下限・検査項目・受入基準(AQL)を事前に合意しましょう。

デザイン入稿の要件と失敗しないチェックポイント

ロゴ位置(1〜2面)・最大図幅・色指定(Pantone)・背景透過/塗り足しを定義。推奨形式はAI/PDF、PNGは高解像必須。色ズレ/にじみ回避にプルーフ確認と印刷基準の合意が有効です。

入稿段階での解像度・線幅・余白が出来栄えを左右します。

推奨データ形式とカラールール

AI/PDF(アウトライン化)推奨。ラスターはPNG 300〜600dpi/透過Pantone番号色差(ΔE2000)≤2.0(写真/フルカラーは≤3.0)の許容合意を置くと再現が安定します。

校正の見方(色差・位置・サイズ)

色差(ΔE)・ロゴ位置の偏差(mm)・最大図幅(mm)をプルーフで相互確認。量産想定のディンプル影響も写真で共有すると安心です。

項目 推奨 NG チェック
ファイル AI/PDF 低解像JPEG アウトライン化
Pantone基準 RGBのみ ΔE許容合意
サイズ 最大図幅明記 拡大/縮小任せ mm指定
背景 透過/トリム 白フチ残り 塗り足し

ゴルフボール名入れは国内発注と海外調達でどう違う?コスト・納期・MOQを比較

少量・短納期は国内、コスト最適化や自社ブランド化は海外(中国OEM/中国EXW)。国内は12球〜2〜6日で¥300〜¥800/球、中国EXWは2ピース¥80〜¥150/球・3ピースPU¥230〜¥305/球で20〜40日が目安です。

日本本地の相場・MOQ・納期の目安

既製ブランド球+名入れが中心。1ダース〜2〜6日で安定供給。

中国OEMの相場・MOQ・納期の目安

造球+印刷+包装を一気通貫。2,000球以上で単価優位、20〜40日の製造リードタイムが必要です。

比較まとめ(どちらが向く?)

300球以下/7日以内なら国内。中〜大ロット/自社ブランド/多SKUなら海外(中国EXW)。4〜6週の余裕があれば総コストは1/3〜1/2に。

輸入資格がなくても発注できる?→ドアツードアで可

DDP/ドアツードアなら輸入手続き不要。見積時に関税・通関・配送込みで提示してもらいましょう。

産地 構造 単価(/球) MOQ 納期
国内(日本) 2ピース/3ピース ¥300〜¥800 12球以上 2〜6日
中国EXW 2ピース ¥80〜¥150 2,000〜10,000球 20〜30日
中国EXW 3ピースPU ¥230〜¥305 5,000球(試作1,000〜1,500球可) 35〜40日

✔ 正しい理解 — 国内の「定制」は製造ではありません

国内は既製球への名入れが基本です。自社ブランド化は海外(中国OEM/中国EXW)の射程です。

✘ 誤解 — 関税・通関は全部自分で手配する必要がある

DDP/ドアツードアが選べれば不要です。見積で包含可否を確認しましょう。

品質を保つための検査基準と合意事項

重量・直径・圧縮の分布、PUは層厚Cpkや断面検証、印刷付着は百格/溶剤テスト基準を合意。AQL 0/1/4(致命/主要/外観)の抜取や第三者PSIを契約に明記し、判定・再印刷の条件を事前取り決めします。

サンプル評価(手触り・弾道含む)

事前サンプルで打音・打感・直進性を確認。印刷面の擦過も簡易試験します。

量産品質の統計管理と合格基準

重量/直径/圧縮分布で確認。PUは断面サンプル層厚Cpkを評価。印刷は百格・溶剤拭きで付着を検証します。

ゴルフボールの重量と直径を測定して品質検査を行う工程

項目 試験 基準例 判定
重量/直径/圧縮 統計抜取 規格内/分布 外れ値率
PU層厚 断面/Cpk Cpk≥1.33 再加工可否
印刷付着 百格/溶剤 剥離ゼロ 再印刷条件
外観 AQL 0/1/4(致命/主要/外観) 判定基準書
量産前チェックリスト(発注書に添付推奨)
  • 色基準:Pantone番号+色差(ΔE2000)≤3.0(写真/フルカラー)、標準は≤2.0
  • 位置許容:ロゴ位置偏差 ±0.5 mm、最大図幅 mm 指定
  • 印刷付着:百格/溶剤拭き 合格基準と判定・再印刷条件
  • AQL:0/1/4(致命/主要/外観)と抜取水準、PSI有無
  • 権利:第三者ロゴ使用許諾、©/™/®表記の要否(ロゴ権利の確認は必須)

包装オプションとコストの考え方(3球袖+1ダース箱など)

中国は3球袖+1ダースで¥60〜¥140/ダース(5〜10日、MOQ500〜1,000)。国内は小ロット印刷が割高(版・刃型費)。PETチューブやブリスター(吸塑)は見栄え◎だが起訂高。包装のクリティカル化を避け、先行手配が有効です。

ロゴ入りゴルフボールの各種OEMパッケージサンプルを並べた展示

定番パッケージの目安単価とMOQ

販売・配布ともに扱いやすい3球袖×4+1ダース箱が定番。PETチューブは陳列映え、ブリスターは耐タンパ性に優れます。

図面(Dieline)と納期のボトルネック対策

刃型・版のリードタイムを見越し、Dieline先行色校を分離することで全体納期を短縮できます。

方式 構成 国内(日本) 中国EXW(/ダース//管//セット) ポイント
3球袖+1ダース 袖×4+外箱 小ロット高(¥80〜¥120/個目安、制版口径) ¥60〜¥140/ダース、5〜10日、MOQ500〜1,000 /ダース口径で比較
PETチューブ(3球) 管+端蓋+貼紙 案件別見積 ¥12〜¥38/管、MOQ目安3,000本 擦傷対策
ブリスター(吸塑) ブリスター+台紙 案件別見積 ¥15〜¥46/セット、MOQ5,000〜10,000 金型必要

失敗しないスケジュールの立て方(繁忙期・連休対策)

8〜10月と旧正月前後は+5〜10日の前倒しが必須。初回は包装・校正を先行し、必要時は空運少量先行+海運後追いの分納で、在庫リスクと納期を両立。イベント4〜6週前に内部締切を設定します。

逆算シミュレーション(日本/中国)

国内:入稿→校正→印刷→出荷で最短2〜6日。中国:造球→塗装→印刷→検品→包装→出荷20〜40日。繁忙期は+5〜10日のバッファを。

分納・輸送切替の判断基準

空運で先行ロットを確保、後続を海運で最適化。包装遅延を避けるため包装先行発注が有効です。

マイルストーン 締切 予備日
入稿/色基準合意 T-30〜40日(中国)/T-7日(日本) 3〜5日
包装Dieline承認 T-30日 3日
量産Go T-25日 5日
出荷/通関 T-7〜10日 3日

どんな場合に国内発注?どんな場合に中国OEM?

数量が300球以下・納期が7日以内・ブランド指定は国内。コスト重視・自社ブランド・多SKU/包装カスタムは海外(中国OEM/中国EXW)。4〜6週の余裕と再発注計画で、総コストを1/3〜1/2に抑えられます。

条件別の意思決定フローチャート

小量急ぎ→国内。中量以上・コスト重視→中国。自社ブランド・箱カスタム→中国。

年間計画と価格最適化

四半期ごとの再発注でロット最適化。包装の汎用化でSKUを圧縮し、在庫回転を上げます。

条件 国内向き 海外向き(中国EXW)
数量/納期 300球以下/7日以内 2,000球以上/20〜40日
ブランド 既製ブランド指定 自社ブランド化
コスト 許容(高め) 最適化重視
包装 標準 カスタム/多SKU

FAQ

少量でも名入れ可能ですか?(pricing/moq)

はい、国内名入れは1ダース(12球)から可能です。中国OEMは基本2,000球以上ですが、試作1,000〜1,500球は相談余地があります。
少量・急ぎの贈答や社内イベントは国内が現実解です。既製ブランド球に移印またはUVで名入れでき、2〜6日で納品可能です。中国OEMは造球から入るためロットが必要ですが、将来の再発注計画がある場合は「試作ロット」で段階導入し、次回以降の単価最適化につなげられます。

最短納期は?(shipping/leadtime)

国内は通常2〜6日、特急2〜4日も可。中国OEMは構造で差があり20〜40日が目安です。
国内は既製球の印刷工程のみのため短納期です。中国はコア形成・カバー成形・塗装・乾燥・検査・包装を含むため工程が多く、繁忙期や連休では+5〜10日のバッファが有効です。イベント日から逆算し、包装・校正を先行しましょう。

印刷は何色まで?写真も可?(spec)

移印は1〜2色が現実的、写真やグラデーションはUV/デジタルを推奨します。
ロゴ2色までなら移印が安価で高速です。微細表現やフルカラーはUVが適し、再現性を高めるにはPantone指示とデジタルプルーフ合意が重要です。全周印刷(環状印刷)は帯状意匠で映えますが、治具精度や乾燥条件が歩留まりに影響します。

データ形式は?(spec/ops)

AI/PDFを推奨、PNGは高解像(300〜600dpi)かつ背景透過が必要です。
入稿時はアウトライン化し、最大図幅(mm)と色番号を明記します。線幅や微小文字はディンプルに影響されるため、テスト印刷写真の確認とΔE許容(推奨:ΔE2000≤2.0、写真/フルカラーは≤3.0)の合意が失敗防止に直結します。

輸入手続きが不安(compliance/shipping)

インコタームズ簡易比較(サマリ)
DDP(ドアツードア)なら関税・通関込みで受け取りのみです。

条件 費用負担 通関/関税 受け取り難易度
EXW 買い手 買い手
FOB/CIF 海上輸送で分担 輸入側
DDP 売り手 売り手 低(受け取りのみ)

初回はDDPで流れを掴み、次回以降EXW比較で最適化しても良いでしょう。

品質はどう担保?(quality)

事前サンプル+AQL+付着試験(百格/溶剤)の三点を契約合意してください。
重量・直径・圧縮は分布で確認し、PUは層厚Cpkや断面検証を追加します。付着は百格・溶剤で評価し、AQL 0/1/4(致命/主要/外観)の基準、判定・是正・再印刷条件、出荷前検査(PSI)の写真・報告提出もルール化します。第三者ロゴは使用許諾©/™/®表記を遵守します。

包装だけ海外でできる?(packaging)

可能です。包装図面(Dieline)を先行し、全体納期のボトルネック化を避けましょう。
国内名入れと海外包装を分けるスキームは現実的です。袖・外箱の刃型/版の手配に日数が要るため、図面承認と色校を前倒しすれば、名入れ完了に包装が追いつきます。輸送は先行空輸+後続海運の分納も有効です。

予算が限られる(pricing)

2ピースSurlyn中心にロット最適化し、総コストを圧縮します。
単球¥150以下が目標なら中国EXWの2ピースが本命。UVが必要な場合は面積を抑え移印併用で最適化できます。年間再発注計画を示すと単価交渉に効き、包装は汎用設計でSKUを抑えるとコストと在庫双方に効きます。

まとめ

本記事の要点は、数量・納期・表現の三要素でチャネルと方式を選ぶことです。少量×短納期は国内名入れ、中〜大ロット×コスト最適化や自社ブランド化は海外(中国OEM/中国EXW)が有利。入稿要件の明確化校正の合意包装の先行手配、そして品質基準の契約化で、予算内・期限内の確実な調達が実現します。必要であれば、DDP(ドアツードア)で輸入手続きの負担も最小化できます。

※ 権利・表示について:第三者ロゴの使用許諾取得、必要に応じた©/™/®表記、色基準・再現範囲の明記をお願いします。海外(中国OEM)で自社ブランド球を製造する場合は、競技用途を想定するならR&A/USGA規則との整合性(直径・重量・初速ほか)を仕様・検査合意に含めてください。

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ソン・ペンタオ

こんにちは、Golfaraの**宋 澎涛(ソン・ペンタオ)**です。このブログでは、ゴルフボールメーカーとしての経験をもとに、業界のちょっとした裏話や役立つ情報をわかりやすくご紹介しています。ぜひ、リラックスしながら読んでいただけたら嬉しいです。

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